こんな写真がありました 2
近鉄の車両は片町線の徳庵にあった近畿車輛で製造されていました。そこから近鉄の検車区・工場へ送られていたわけですが、片町線・関西線・和歌山線を通り、吉野口から近鉄吉野線経由で橿原神宮駅(前)へ、そこで狭軌用の台車から標準軌用に履き替え工場所属の電車に牽引されて搬入されるということを誰かに聞いたか雑誌等で読んだかした記憶があります。この日は「敬老号」「20世紀号」などの臨時列車を撮りに行き、偶然目にしました。撮影順に投稿しています。モ1000型にサンドイッチになっていますが、どんな風にしたのかよくわかりませんが、まあご覧になってください。
コメント
吊り掛け駆動の旧型車を2灯化するのはヘッドライトケースの中に二つのシールドビームを設置するのが常道のようですが、近鉄では大型のヘッドライトを2基並べて埋め込んだ形で2灯化が行われました。私鉄電車ガイドブックによるとモ1400形の1401,1408,1410の3両、モ2200新では2243の計4両がこの改造を受けました。その後の改造では従来のヘッドライトケースに2基のシールドビームを埋め込む形になりましたが、名古屋線では大型ライトを撤去した上で左右2基のシールドビームを設置、6420などは浅い屋根にマッチした大変好ましい顔立ちになったと思います。モ2243は残念ながら停車中に撮ったものがなかったのですが、なんとか4両揃っていたのは幸いでした。
このような2灯化の改造を受けた4両すべてを撮影されたことは「すごいことだ」と思います。流石です。近鉄にこんな改造を受けた車両があるなんて、知らなかったな~。シールドビームを2つ並べてヘッドランプ1つの中に入れる2灯化は知っているけど…。次は何が出てくるか楽しみです。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の類いで、今から思うと良く飽きもせず撮りに行ったというくらい八木や橿原神宮前に出かけました。モニ2300を全車撮れたのも、12200の新車回送を撮ることができたのも、そんなおかげかなと思います。
色んなものを投稿するたびに、またアンタかいなしょうもないモン投稿するなよと思われてないかと心配しながらやっているので、ホメていただくとよーしまだまだ頑張るぞと勇気がわいてきます。
それにしても、大型ライトを二つ埋め込むとは奇抜なことをしたものだと思います・・・と書いたところで京王帝都にもあったような気が。