南阿蘇鉄道の現状
皆さんお元気ですか。
私は新型コロナウイルス感染症の拡大を懸念する外出自粛要請が出始めていた3月29日から4月4日まで、熊本県南阿蘇村に出掛けていました。昨年11月から彼の地にある家を空き家状態にしていたため、この先、もっと状況が悪化するだろうとの判断で、公共の乗り物を使わず自家用車で出掛けた次第です。
南阿蘇鉄道は、熊本地震で手痛い被害を蒙ったため、高森-中松間のみで細々と営業運転を行っているなか、行楽期などはトロッコ列車「ゆうすげ号」にインバウンド客を中心とする乗客が結構あるものの、冬季は観光客が激減するためトロッコ列車の運行はありません。
3月14日のダイヤ改正で、トロッコ列車の運行を再開する予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐということで3月28日まで運行再開を延期し、28日に運転を始めたものの、熊本県知事の外出自粛要請を受けて、トロッコ列車の運行は取りやめ、29日からは単行DCによる普通列車が午前と午後の各1往復のみというダイヤになっていました。その後、4月18日からは単行DCが午前中に1往復するだけになったようです。
感染者数(当時の熊本県内の感染者数は10名そこそこ)が圧倒的に多い「大阪」ナンバーを付けた車でうろつくのは気が引けましたが、折角なので南阿蘇鉄道や熊本電気鉄道などの撮影をしましたので、数枚の写真をお目に掛けたいと思います。
コメント
報告が遅くなりましたが、4月14日(日)から20日(土)まで熊本県へ行ってきました。
目的の一つは南阿蘇鉄道(南鉄)と熊本電気鉄道(熊電)に新しく導入された車両の撮影です。
豊中の自宅を早朝に発って、中国池田ICから西へ西へ。いつもの益城ICのひとつ手前の熊本ICで九州道を出てR57を阿蘇へ向かいます。14時過ぎに立野に到着すると、大勢の人が南鉄のホームに向かってカメラを向けていました。
そこへ南鉄の「サニー号」ことMT-3010がトロッコ列車「ゆうすげ号」を従えて到着。
列車は乗客を降ろすとJR立野駅に沿った留置線に向かうので、そこを先ずパチリ。
きょうはそのまま南阿蘇村の我が家に向かい、翌15日は一日中雨模様だったので、買い物ついでに高森駅の様子を見に行きました。
高森駅には側線にサニー号が留置されていて、観光客がスマホで撮影しています。
高森駅は午前中が順光になるので、16日(火)は朝一番に高森駅へ向かい側線のサニー号を撮ってから熊本市内に向かうことにしました。
熊電の撮影地として有名な藤崎宮前-黒髪町間で列車を待ちます。30分ヘッドで3本の電車がやってくるのですが、元都営三田線の6118A+6111Aと、ピンクのくまモンをラッピングした元東京メトロの03-831+03-131、元東京メトロのすっぴん03-837+03-137が運用に入っていて、お目当ての元静岡鉄道1000形は、1009編成も1012編成も北熊本の車庫で昼寝中でした。
係の方に伺うと、最新鋭の1012編成は先週3日間運用されたものの、今週は走らないとのこと。車庫に留まっている姿だけ撮影させてもらい、上熊本-北熊本間の運用に就いている黄色いくまモンの01-135+01-635を撮って引き上げました。
南鉄MT-4000形の増備車MT-4003・MT-4004も今週は運用に入らないというし、どうもまずい展開です。
ところが、熊電ショップのインスタグラムに「本日(4月18日)1012編成運行中です!」と出ていたので、19日(金)は金土日曜祝日に運転される南鉄のサニー号を撮りに行く予定を変更して急遽熊本市内へ向かい、念願の元静鉄1012+1512を撮影できました。
当初の予定では南阿蘇を21日(日)朝に発って帰阪する予定でしたが、雨になる天気予報だったので、20日(土)は午前中に立野でサニー号やトロッコ列車「ゆうすげ号」、JR豊肥線の列車を撮影した後、熊本を後にしました。
およそ750kmの運転、お疲れ様でした。早朝に豊中を出られて、立野に14時頃に到着されたとは、途中休憩をあまりされなかったのように思えるのですが・・・。さすがの運転、小生も頑張らねば・・・と思います。
南阿蘇鉄道と熊本電鉄の情報、お待ちしておりました。「750km運転」と言っておられたので。「あっ!熊本だ」と思い、お待ちしておりました。ありがとうございます。楽しませていただきました。
元静岡鉄道の1000形が加わった熊本電鉄は車種が多くなりましたね。バラエティーに富んでいてよりおもしろくなりましたね。南阿蘇鉄道も頑張っているようですし、九州にも行ってみたい気がしてきました。特に、南阿蘇鉄道には、動けるときに行ってみたいです。