近鉄奈良駅地下化工事の頃 Ⅰ

近鉄
昭和43年2月3日の起工式を伝える地元紙
  • 近鉄奈良駅が地下に移設されたのは半世紀以上前のこと。当時の様子を当時の写真や新聞記事などから振り返ってみた。
  • 当時、奈良線は油阪駅東方200㍍くらいの地点から県道に乗り入れて併用軌道となり、市道六条奈良阪線(やすらぎの道)との交差点(高天交差点)を過ぎたあたりで道路を外れ、専用軌道に戻って4ホーム3線を有する奈良駅に進入していた。
    当時、奈良線は油阪駅東方200㍍くらいの地点から県道に乗り入れて併用軌道となり、市道六条奈良阪線(やすらぎの道)との交差点(高天交差点)を過ぎたあたりで道路を外れ、専用軌道に戻って4ホーム3線を有する奈良駅に進入していた。地下移設の話はまだまだ構想段階。地上をゆっくりと走る800系 昭和39年頃
    地下移設の話はまだまだ構想段階。地上をゆっくりと走る800系 昭和39年頃工事許可を伝える当時の新聞
    工事許可を伝える当時の新聞
    50数年前、大阪方面から奈良に来るには2車線の有料道路であった阪奈道路を使うしかないと言ってもよく、これを受ける形の県道は春や秋の行楽シーズンともなると交通渋滞も激しく近鉄線を地下に移すことが計画されるようになった。貨物用ホーム撤去始まる 43-04-10
    貨物用ホーム撤去始まる 43-04-10
    起工式から2ヶ月が過ぎ、地下移設工事が目に見える形で始まった。奈良仮駅設置のため貨物用ホームが撤去される様子。通電中の架線柱での作業。
    通電中の架線柱での作業。
    万博までの突貫工事のためかこんな光景も。貨物用ホーム上の架線柱を撤去・移設する工事と思われる。スリル満点。
    スリル満点。
    作業中の職員のすぐ下を通り抜ける特急電車。3番線を発車しダブルスリップを渡る18200系 手前はシングルスリップ仮駅設置のため建物が撤去され駅の様子が見えるように 43-6-16
    仮駅設置のため建物が撤去され駅の様子が見えるように 43-6-16杭打ち機が建てられた高天交差点の様子 43.6.16
    杭打ち機が建てられた高天交差点の様子 43.6.16杭打ち機と矢板
    杭打ち機と矢板

コメント

  1.  久し振りの投稿になります。前に地上時代の近鉄奈良駅を投稿させていただいた頃から地下移設工事の様子もお目にかけたいと考えていました。ハーフカメラで露出も適性でないため画質の悪いものも多数ありますが雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。

    • 南本様、貴重な投稿ありがとうございます。
      一部併用軌道があったとは、勉強不足で今まで知りませんでした。
      勉強不足ついでに、私が小学校の頃丹波橋で京阪と奈良電が乗り入れていて、奈良行きと言うのが走っていたように思うのですが、これは地上の奈良駅だったのでしょうか?

      •  奈良駅の地下移行は昭和44年(1969)12月9日、京阪との乗り入れが廃止されたのは前年43年12月20日のダイヤ改正からなので地上時代の奈良駅ということになります。私も乗り入れがなくなるというので、前日に丹波橋まで写真を撮りに行きました。