- 阪急電鉄の10連運転用増結車の最近の動向
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8030×2Rが10連運用に就いていた頃の宝塚線通勤特急 8030-8150+6007-6507-6690-6590-6577-6770-6607-6107 豊中 2022.12.9
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4M2Tから3M3T編成になって今津(北)線運用に就く7030-7150+7090-7605-7505-7190 仁川 2024.5.20
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7036×2Rを連結する10連の神戸線通勤特急 7036-7156+7004-7504-7554-7564-7574-7584-7604-7104 神崎川 2022.12.6
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10連運転末期の京都線快速急行 7030-7450+7303-7803-7853-7863-7873-7883-7903-7403 上新庄 2022.12.12
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2+2+3の7連になった京都線の7300-7450+7301-7451+7302-7851-7401 大阪梅田 2024.7.12
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先頭車のC#7401以外が休車復活車の7401-7851-7302+7451-7301+7450-7300 洛西口 2024.7.13
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京都方先頭車がTcになって4M4T編成となった7452-7901-7871-7861-7801-7321+7453-7323 中津 2024.6.10
コメント
阪急電鉄では2022年12月17日のダイヤ改正で、各線の10連運転が神戸線の固定編成による10連(5運用)を残し廃止されてしまいました。その結果、各線でMcTcの増結編成が働き場所を失うことになり、McTc×2の4連で箕面線運用に就いた宝塚線の8000系以外の編成は休車となって、その去就に注目が集まっていたところ、今年になって動きがあったので、10連運用に活躍する頃の姿も入れて、遅まきながら写真でご紹介したいと思います。
先ず2022年12月のダイヤ改正以前における各線の増結用編成(神戸線の固定10連を除く)は以下の通りでした。(すべてMcTc編成)
神戸線 7030-7150 7036-7156 7037-7157
宝塚線 7032-7152 7033-7153 8030-8150 8034-8154
京都線 7300-7450 7301-7451 7302-7452
宝塚線の8000系に続いて動きがあったのは、神戸線の7036-7156・7037-7157で、2024年2月に廃車され、能勢電鉄に譲渡されました。
続いて4月には、伊丹線の予備編成ながら普段は上り方に2連を連結して今津(北)線運用に就く7090×4Rの連結相手がMcM’c編成の7005-7105から休車中であったMcTc編成の7030-7150に代わり、同編成は4M2Tから3M3Tになりました。
7005-7105+7090-7605-7505-7190 → 7030-7150+7090-7605-7505-7190
京都線の場合は少し複雑で、話は17年前に遡ります。
2007年3月17日のダイヤ改正で京都線の10連が5運用から3運用に減った際、余剰となった増結編成の7323-7453が、4M3T編成の7321×7RからT車のC#7851を解放した7321×6Rと組んで5M3T編成の7323×2R+7321×6Rとなりました。
7321-7801-7851-7861-7871-7901-7401 → 7321-7801-7861-7871-7901-7401 (7851は休車)
その2007年に新編成となった7323×2R+7321×6Rですが、今年6月に京都方先頭車C#7401(M’c)が休車中の7302×2RのC#7452(Tc)と差し替えられ、4M4Tとなって本線上に復帰しました。
7323-7453+7321-7801-7861-7871-7901-7401 → 7323-7453+7321-7801-7861-7871-7901-7452
また、7323×6Rと下り方車両を交換した7302×2Rは、17年以上も休車になっていたC#7851を編入してMcTM’c編成となり、7300×2Rと7301×2Rと組んで7月に2+2+3の新編成を組みました。